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■インド、歌舞伎町、そして鎌倉。

昨日、再会の話を書いたのだけれど、最近もうひとつ再会があった。


14年前、働いていたキャバクラが閉店し、キャバ嬢としてはすでにトウがたっていた私は、旅に出る事にした。
初めての一人旅でインドのカルカッタの空港に到着して驚いた。
そこは日本の空港とは全く違う、まさにインドだった。

すぐに悟った。
これは、一人では街にたどり着けない。

周りを見渡すと日本人とおぼしき3人組の男の子が居たので、街中まで一緒に行ってくれるように頼んだ。
インドは2回目という、小さな肩掛けカバンひとつの石田君達に連れられ、ローカルバスで無事(途中だいぶインドの洗礼受けましたが)安宿街に到着することができた。

石田君達は大学の卒業旅行で、2~3週間ほどで日本に帰るという。

その後私が1年いたインドの初日の出来事だ。


それから数年後。
私は歌舞伎町でバーを開いた。

開店初日、元々の友人知人が多数いらしてくれ、そこそこ賑わっているところに、見覚えのある青年が入ってきた。

「リサさん?!僕です。石田です。覚えてますか?!」

衝撃的な再会だった。
インドの初日に会ってから、連絡先は知らないし、共通の知人もいなく、
私が店を出したなんて石田君が知るすべはないのだ。

石田君は「新宿鮫」にはまっていて、普段は来ない歌舞伎町だけれど、路地の怪しい店に行きたくて、そこにあったリサバーを選んだらしい。
しかもリサバー初日に。


そして昨年、この石田君が突然亡くなった。
不思議な再会を共有する石田君の死は信じられないことだった。


今年の夏、家族が石田君のためにお墓をつくった。
お墓の場所を聞いて、驚いた。
私の実家から、徒歩10分のお寺だ。



今私は実家に住んでいる。
先日、よく晴れた気持ちのいい日にお散歩しながら、石田君のお墓参りに行ってきた。

不思議な縁ですね、石田君。
まさかあなたはここにお墓があるとは知らないでしょう。
あなたと話せれば、笑いながらこの不思議な縁を、もう一度語る事ができるのに。
本当に残念で仕方がありません。

■コメント

■Re: マヤ [リサ]

いつ何があるが本当にわからない。
生きる事を充分楽しんでいこうね。
って、うちらの場合、さんざ盛り上がって楽しんで、翌日落ち込む事多いよね。

■Re: 日記*インド、歌舞伎町、そして鎌倉。 [マヤ]

パソコン復活!
石田君が亡くなっていたとはビックリ・・
しかし、縁とか巡り合わせってあるよね。

■Re: 坂本君 [リサ]

ここ最近、「縁」はあるということを信じずにはいられません。

■Re: 日記*インド、歌舞伎町、そして鎌倉。 [坂本君]

石田君のお話し、なんとも不思議な邂逅、そしてお別れに胸を打たれました。「縁」って本当にあるんですね。
散歩がてら墓参に来てもらえるなんて、石田君も喜んでいることでしょう。

■Re: だいちゃん [リサ]

男運はいいのに縁がない、と昔から思っていましたが、こういうところで縁というものがあったんですね。

■Re: 日記*インド、歌舞伎町、そして鎌倉。 [だいちゃん]

あ、こう言うのを「縁」と言うのでしょうかね?
何とも不思議な話ですね。
きっと前世のそのまた前世辺りでお付き合いのあった人かも・・・。

ご冥福をお祈りします。

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リサ婆

現在無職。日本在住。
バーのママ歴
中野で4年
歌舞伎町で12年
海外旅行歴
人生の中で延べ約4年
約50ヶ国
春からカレー屋をやるべく、現在奮闘中。

!注意!お願い!
本文中、イスラム教を国教とした国の事を「イスラム国」と書いたのがたくさん出てきますが、それを書いた時点ではまだイスラム国(ダーイッシュ、ISIS)が無かったため、そのような表記になっております。
ですので本文中にある「イスラム国」は、ISISとは関係なく「イスラム教の世界」「イスラム教を国教とする国」というニュアンスでお読みください。

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