■2012年02月

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■春よ来い

鎌倉は、東京よりも暖かいはずなのだけど、最近とっても寒い。
春よ、どうぞ早く来てください。
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■タイムマシン

タイムマシンがなくても、時間を飛び越える事はできる。

最近、小学校の時の同級生達と会う機会に恵まれている。
キッカケは、3年生の時のクラスメートだった子が、2年ほど前に私のことを思い出してくれ、私の実家に、連絡先を書いた手紙を届けてくれたことから始まる。

旧友たちが場所を設けてくれた、いや、なお進行形で場所を設けてくれるお蔭で、懐かしい面々と続々と再会することができている。

私は、小学生の頃の記憶ははっきりある方で、面影を残したままの皆と話していると、40年の時を一気に越えた気分になる。
今は現在なのか?今は40年後の未来なのか?一瞬わからなくなる。


現在での再会ではあるけれど、未来への新しい出会いのような気もする。

■おみくじ

今日、鶴岡八幡宮でおみくじをひいたら『凶』だった。
引越しはしばらく我慢しろとの事なのだけど、おみくじで言う『しばらく』ってどのくらいなのでしょうか?

■2月11日土曜日の建国記念日

2月11日の土曜日。
通常通り、18:00~営業します。

■直感

私は記憶のある限り、直感を頼りに生きていたと思う。
私の直感はよく当たる。
天から降りてきたひらめきとでもいうのか、そんな根拠の無いものにもかかわらず、ずっと頼って生きてきた。
直感は、私が生きていく上で最も大事なものだったと思う。

それがどういうことか、1年以上前からまったく直感が働かないのだ。
天からひらめきがちっとも降りてこない。
それが私を憂鬱にしている。
人生の指針を失った気持ちだ。

しかし昨日、その心当たりがあることに気付いた。
ある出来事で、ものすごいパワーの直観力を使ってしまったので、直感のエネルギーをまだ充電中なのではないかと。



それは、1年半ほど前、アルメニアに旅行中の出来事だった。

アルメニアは、カスピ海と黒海の間あたりに位置し、トルコ・イラン・グルジア・アゼルバイジャンと国境を接し、伝説でノアの箱舟が漂着したといわれるアララト山をシンボルにする、キリスト教徒の多く住む国だ。
ただしこのアララト山は、現在トルコに取られてしまっている。

アルメニアは、国境を隔ててトルコ側に見えるアララト山とアルメニア正教の教会くらいしか見所はないが、コニャックとワインは美味しい事で知られている。
6000年前の世界最古のワイン工場跡がアルメニアで発見されている。

ある日、首都エレバンで、何度かバスで前を通って気になっていた、巨大な建物のワイン工場を訪ねてみた。
夕方まで待てば、ガイド付きで工場を見学させてくれると言う。
とはいえ、夕方まではまだ数時間ある。
そういえば近くに『虐殺博物館』があるので、それを見学した後工場に戻れば、時間的にもちょうどいい気がした。
私の地図によると、『ワイン工場』と『虐殺博物館』は、散歩がてらに歩ける範囲だったが、ワイン工場の人から「決してその道を歩いてはいけない。バスに乗って遠回りで行きなさい。」と言われた。

外に出て工場の人からきいたバス停を探したが見つからなかった。
近くのガソリンスタンドで聞くと「地図にある歩いていく道は通れない。必ずバスで行くように。」と、その人はわざわざバス停の方向まで一緒に来てくれ、この先にバス停があるからと教えてくれた。
しかしバス停は見つからなかった。

が、警察官が2人、暇をもてあましていたので聞いてみた。
すると、どういう訳か彼らは「バスなんて無い。この道を歩いていくしか方法は無い。」と、草に埋もれた階段を指して言う。
あまり態度のよろしくない2人組だったが、警察官であるということだけを根拠に言うとおりにしてみることにした。

谷の底に一直線に50メートル程下る階段。
伸び放題の草に覆われ、よく見るとかろうじてそこに階段があることがわかる。
谷底には川が流れているようで、川沿いのガタガタな石畳は、ソビエト連邦時代にはおそらく遊歩道であったことをうかがわせる。
しかし今は荒れ果て、まったくひと気がない。

これが、工場の人もガソリンスタンドの人も行ってはならないと言った道だと、階段を降りきった時には確信した。
引き返そうとしたその時、スーツを着た男性が前から歩いてくるのに気付いた。

こんな所を人が・・・。

私とすれ違い、私が今来た階段を、彼は上って行った。
こんな所をスーツ姿の人が通るのはかなり不自然な感じもしたが、その時はとにかく人がいたことに安心し、そのまま進むことにした。

随分歩いたが、出口がある気配はなかった。
街の地割れの中のような不思議な地形。
底の一本道は無秩序に草木が生え、その後人とすれ違う事もなく、首都の街なかとは思えなかった。

悪寒が走った。ここは死角だ。
ここで誰かに襲われても、誰も気付いてくれない。
この草むらの中に死体が捨てられても、誰も気付かない。
もし万が一、先ほどすれ違った人が悪意を持って私の後を付けてきたら、逃げ場が無いな。
そう思い振り返ると、まさに先ほどのスーツ姿の男性が、全速力でこちらに走ってくるのが見えた。

目を疑った。
思ったことがまさに起きている。シンクロニシティ。

瞬間、このままでは殺されると悟った。
かつてないとても大きな直感だった。もはや感ではなく、確信だった。
生き延びる方法を全力で探した。私はとても冷静だった。

逃げ場を探した。
草の中に隠れようか!いや、だめだ、かならず見つかる。
隠れた私に逆上して、ひどい惨事になっている様子が客観的に目に浮かんだ。

と同時にアイディアを思いついた。
私は体ごと振り返り、彼に向かって両手を大きく振った。
「ハロー!こんにちはー!ズドラーストビーチェ!」
できる限りの大声で彼に繰り返し叫んだ。
私からすでに100m程の所まで来ていた彼は、走る足を弱めた。
「出口はどこですか?」ガイドブックを大きく振り、私はなおも声をかけ続けた。
声をかけられタイミングを逸した顔で近づいてきた彼は、前の方向を指し、この先の橋の先が出口だと言い残し、私を通り越して行ってしまった。

助かった。

しばらくして彼の言ったとおり橋が見えてきた。
しかし、橋の先はジャングルのように木が茂っている。
橋まで来ると、車の走る音がかすかに聞こえた。
ジャングルの向こうに車の走る道路があるようだ。

出口は近い。

安心したのもつかの間、
ジャングルに入ると先ほどの男が再び現われ、ズボンを脱いで私に襲いかかってきた。
待ち伏せしていたのだ。

私は車道があると思われる方向へ無我夢中で走った。
車道に飛び出し振り返ったが、男はもう追ってはこなかった。


私の感はおそらく当たっていただろう。
逃げ場のない谷のど真ん中で振り返ることをしなかったら、最悪な展開になっていたかもしれない。
しかし、私を振り返させ、数秒の時間の猶予を与え、良いアイデアが浮かび、今こうしてここにいるのは、何かが私を生かしたのではなかろうか。
そしてこの時、その先当分の間の能力をも使ってしまったのではなかろうか。



この日、約束の時間通りにワイン工場へ戻った。
地下の薄暗いワイン蔵で、ガイドが、とりあえずこれを飲めと言って、黒っぽい色の液体の入ったグラスを私に渡した。
一口飲んで驚いた。これはいったい何だろう?
今までの人生で口にしたすべての飲み物の中で、最も美味しい飲み物だったから。
それは、1924年のワインだった。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーで出てきそうな『死者がよみがえる飲み物』ってこれのことだと思った。

リサ婆

現在無職。日本在住。
バーのママ歴
中野で4年
歌舞伎町で12年
海外旅行歴
人生の中で延べ約4年
約50ヶ国
春からカレー屋をやるべく、現在奮闘中。

!注意!お願い!
本文中、イスラム教を国教とした国の事を「イスラム国」と書いたのがたくさん出てきますが、それを書いた時点ではまだイスラム国(ダーイッシュ、ISIS)が無かったため、そのような表記になっております。
ですので本文中にある「イスラム国」は、ISISとは関係なく「イスラム教の世界」「イスラム教を国教とする国」というニュアンスでお読みください。

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