■2008年11月

■インド

インドのムンバイでのテロ事件が、このところニュースでとりあげられている。

タージグループのホテルはインド各地にあるが、
ムンバイ(ボンベイ)のこのタージマハルホテルは別格だ。

インド門の向かいにそびえ立ち、アラビア海を一望できるだけでなく、
その品格と大きさは圧巻だ。
タージマハルの名をかたるのにふさわしい。

このホテルでおきた悲惨な現実をニュースで見る。

しかし、画面からではいまいち伝わらない。

確かに悲惨で大変な大事件で、映像でもそれはわかるのだが、
あの風格の建物でこんなことになるなんて、映像を見ても想像がつかない。
現場を生で見た人にしかわからないのではないか。

戦争だってテロだって殺人だって、画面から流れる映像では伝えきれないのだなと思う。


たくさんの方から、旅行行って大丈夫かと、ご心配のメールをいただいて、
どうもありがとうございます。

旅行中、私の命は、この自分の命を賭けて守ります。
危険察知能力は強い方だと思うので、それを最大限発揮してきます。
無謀なことはいたしません。

心配してくれてどうもありがとう。

■縁

27日

役所の手続きの関係で、中野区役所へ行く。

夜、今朝ラオスから帰ってきた友人と歌舞伎町で飲む。

そこで興味深い話を聞く。

人は死ぬとあの世へ行く。
あの世へ行った人は皆、とても喉が渇いているそうだ。
あの世の入り口には水を配っているところがある。
そこはあの世の新参者であふれ、ごったがえし、水をもらうのに皆必死だ。
我こそ早くたくさん飲みたい。
しかしそれは忘却の水なのだ。
そこで水を飲んだ人は、現世のことをすべて忘れてしまうらしい。

私は人の生まれ変わりを信じている。
というか、信じた方がロマンティックではないかと思う。

強欲な私はたぶん、毎回あの世の水をがぶ飲みしているに違いない。

中国に、その水を飲まなかった人々の集落があるらしい。
村人が皆、前世を覚えているという。
村の名前はわからない。

中国に行くのがますます楽しみになってきた。


■プチ再会

今日は天気も良く暖かかったので、鎌倉を散策することにした。
旅行出発の12月6日までに、市役所と税務署に行かねばならなかったので、それを今日にした。

鎌倉、いいエリアだ。

市役所での手続きで、担当者にひとつ言い忘れた事に気づいたが、すでに役所から少し遠くまで来てしまっていたので、明日にでも電話しようと思った。

卒業した小学校や、寿福寺、小町通り、などをブラブラし、
帰りの江ノ電に乗っていると、隣に座っている人が話しかけてきた。

「あのぉ、さっきの手続きの件ですが・・・」

見ると先程の市役所の担当者だ。

先程私が言い忘れていた事は、手続きに重要な事だったらしく、あちらでも明日にも私に電話をしようと思っていたらしい。

思わず笑った。
なんで隣に座っているの?!

そこで手続きの話しはすべてまとまり、その人に挨拶して電車を降りようとしたら、その扉に私の父親が立っていたので、一緒に家路についた。

■インド、歌舞伎町、そして鎌倉。

昨日、再会の話を書いたのだけれど、最近もうひとつ再会があった。


14年前、働いていたキャバクラが閉店し、キャバ嬢としてはすでにトウがたっていた私は、旅に出る事にした。
初めての一人旅でインドのカルカッタの空港に到着して驚いた。
そこは日本の空港とは全く違う、まさにインドだった。

すぐに悟った。
これは、一人では街にたどり着けない。

周りを見渡すと日本人とおぼしき3人組の男の子が居たので、街中まで一緒に行ってくれるように頼んだ。
インドは2回目という、小さな肩掛けカバンひとつの石田君達に連れられ、ローカルバスで無事(途中だいぶインドの洗礼受けましたが)安宿街に到着することができた。

石田君達は大学の卒業旅行で、2~3週間ほどで日本に帰るという。

その後私が1年いたインドの初日の出来事だ。


それから数年後。
私は歌舞伎町でバーを開いた。

開店初日、元々の友人知人が多数いらしてくれ、そこそこ賑わっているところに、見覚えのある青年が入ってきた。

「リサさん?!僕です。石田です。覚えてますか?!」

衝撃的な再会だった。
インドの初日に会ってから、連絡先は知らないし、共通の知人もいなく、
私が店を出したなんて石田君が知るすべはないのだ。

石田君は「新宿鮫」にはまっていて、普段は来ない歌舞伎町だけれど、路地の怪しい店に行きたくて、そこにあったリサバーを選んだらしい。
しかもリサバー初日に。


そして昨年、この石田君が突然亡くなった。
不思議な再会を共有する石田君の死は信じられないことだった。


今年の夏、家族が石田君のためにお墓をつくった。
お墓の場所を聞いて、驚いた。
私の実家から、徒歩10分のお寺だ。



今私は実家に住んでいる。
先日、よく晴れた気持ちのいい日にお散歩しながら、石田君のお墓参りに行ってきた。

不思議な縁ですね、石田君。
まさかあなたはここにお墓があるとは知らないでしょう。
あなたと話せれば、笑いながらこの不思議な縁を、もう一度語る事ができるのに。
本当に残念で仕方がありません。

■エキサイティング

荷物整理がひと段落したら、エキサイティングな再会が続く。

まずその①

時々思い出す人がいるのだが、その人は今の私の趣味思考を作った根元の人。
しかし事情があり26年前から連絡はとっていない。
というかもはや連絡先もわからず、連絡のしようがない。
噂を聞く事も無く、生きているのかさえ知らない。
この26年、時々思い出しては、本当にどうもありがとう、と一人で言ってみたりしていた。
その人なくては今の私はいないからだ。

ところが数日前、その人のブログを発見したのだ。
思い出として私のことが実名で書かれていた。
まさかと思ったが、それは間違いなくその人と私との出来事だった。

悩んだあげく、そこにコメントを残す事にした。

果たして、その人から連絡が・・・・・・・来た。

web上での驚きの再会。


その②

土曜日は初台にライブを観に行き、キャバクラ時代の同僚と再会。
実は彼女、リサバー閉店まぎわに今回のライブのバンドのベーシストが、リサバーにたまたま偶然連れて来てくれて、15年ぶりのお互い大酔っ払いというか泥酔の劇的な再会をしていたのだが、今回はお互いほろ酔いで、程よく話もでき充実の再会。
良かった良かった。

そしてこれまた結婚してからめっきりリサバーに来なくなった、当時リサバーで最も若いお客さんだった、今や一児の父とも再会。

あと衝撃的だったのは、一緒にライブに行った友人が最近離婚したことを聞く。
電撃離婚。


その③

日曜日も都内で飲み会があったので、土曜日の夜っちゅうか明け方は歌舞伎町に泊まった。
昼ごろ、お金をおろそうと新宿駅前の銀行で、これまた数年ぶりのキャバクラ時代の同僚とばったり会う。
彼女は乳母車をおしていた。
リサバーにも来ていた彼女だったが、ある時からぱったり来なくなっていたので、気になっていた。
彼女はシングルマザーになっていた。
そのいきさつを語ってくれた彼女の目に、うっすら涙が湧いてくるのを見てとった。
でも今は息子が生きがいなのよと笑っている彼女に、当時はあまり感じられなかった強さというものを感じた。



時は人を成長させるんだね。
この3日間であった再会に感謝。

■日記

ようやく荷物整理のメドがついた。
引越しして2週間。
私は何事も順応できる性質だと思うのだが、慣れるのに時間がかかる。
勝手が分かれば万事了解。
20年離れてた実家の勝手もなんとなくわかり、ようやく万事了解的に整理できそうなつもり。

■引越し

引越しが終わった。
結局、6日の朝9時に引越し業者が来た時、まだパッキングが終わっていなくて、とりあえず分類もせずダンボールに詰め込んだのだが、ダンボールも足りなくなり、荷物を少し残しての引越しとなった。
6日に明けた0時から業者の来た9時まで、人生の中で指折りのストレスを感じる。
私の見積もりと大きく食い違う荷物量にへきえき。
片付けても片付けても、どこからか荷物が湧いて出てくる、しかも数時間後に引越し屋が来るのだ。
収納技術にはかなり長けているな私、と自負していたが、思った以上に空間を有効利用する特技の持ち主らしい。
感心しつつ、今の状況でそれは迷惑すぎるので、人生の不条理というのか、自分の長所なのに恨みを感じ、それは初めての感情で楽しいものではなかった。

7日は金曜、役所は今週今日まで。
銀行の国際キャッシュカードの関係で、早急に住民票を移さないといけないので、住民票・免許証等の住所変更。

8日はいよいよ移動した荷物整理。
実家に積みあがった荷物は想像以上。呆然。

11月10日の早朝に、中野の部屋のゴミ収集があるので、9日から中野に泊りで残した荷物整理。
せっかくだから9日夜は、慣れ親しんだ新宿で夜御飯、と思ったので、慣れ親しんだKちゃん誘って焼肉。
中野に帰宅後、ゴミ収集時まで徹夜で部屋を整理し、なんとか自力で運べる荷物だけをまとめ、あとはゴミに出し、寝袋で就寝。

10日夕刻なんとか約束時間に管理人に鍵を返却。
中野を引き払った達成感をもって、友人と新宿炙り屋で飲み会。

11日、久しぶりにパソコンがインターネットにつながる。



自分の持ち物は、その人自身なのだと思った。
日頃からそれを考えて生活しようと思った。


■インターネット

先程インターネット接続できるようになった。

■荷造り

10月30日~11月2日

引越しの荷造り。
思ったより時間がかかる。
荷物を2トントラックに積み込まなきゃいかんので、不用品を1トンくらい処分する。


11月3日

キャバクラ時代の同窓会。
新宿かに道楽にて。
今や憧れの職業となっているキャバクラ嬢。(ニュースにもなりました
私達ゃそのハシリなのよ。
当時の店長が池袋で「熟女パブ」をオープンするという情報に数名が、いざという時に頼ろう的な空気。
たまに同窓会やるけど、さすが皆楽しませるのが上手な元キャバ嬢。
毎回楽しい。



11月4日

イーバンクに国際キャッシュカード申し込み。

区役所に転出届。

狂犬病の予防接種受ける。

明朝、粗大ゴミを取りに来るので、名残惜しいが大物を出す。
今住んでいるマンションは、翌日回収のゴミを前日夕方から出せるので、他の住人の帰宅時間前に出す。
夜中にゴミ置き場に行ったら、電子レンジ等置くラックが無くなっていた。
まだキレイで使える物だったので、嬉しかった。

新宿花園神社は今日お酉様だからって、お誘いの電話などあったが、荷造りがちっともはかどってないので残念ながら行けず。
お酉様行かないの、この20年で3回目。

日々きちんと整理整頓しとくんだったと大反省。
6日の朝までに間に合うのか・・・

リサ婆

カレー屋歴3ヶ月
バーのママ歴
中野で4年
歌舞伎町で11年
海外旅行歴
人生の中で延べ約4年
約50ヶ国
春から間借りでカレー屋を始めましたが、7月31日閉店しました。

!注意!お願い!
本文中、イスラム教を国教とした国の事を「イスラム国」と書いたのがたくさん出てきますが、それを書いた時点ではまだイスラム国(ダーイッシュ、ISIS)が無かったため、そのような表記になっております。
ですので本文中にある「イスラム国」は、ISISとは関係なく「イスラム教の世界」「イスラム教を国教とする国」というニュアンスでお読みください。

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