■*エジプト

■スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■エジプトが面白い

15日のナショナルジオグラフィックのニュースに興味深い記事があった。
彗星の地球衝突の痕跡、エジプトで発見

約2800万年前にエジプト上空で彗星が爆発し、摂氏2000度の爆風が地上のサハラ砂漠を襲う。
この高温の衝撃波が砂漠の砂を溶かし、これによりサハラ砂漠の6000平方キロに及ぶエリアに、無数の黄色い石英ガラスが生まれた、と考えられるという。

古代エジプトの少年王ツタンカーメンの墓からから見つかった首輪に装飾されていた大きなガラスのスカラベ(糞ころがし)は、このガラスで作られた事も判明したのだそうだ。

あと、エジプトでは最近、こんなことも発見された。
5000年前のビーズ、材料は隕石
最古の金属工芸、エジプトの隕石ビーズ


古代エジプトの墓から出てきた首飾りのビーズは、隕石だったそうだ。

今年の2月にロシアに隕石が落ちて話題になり、さっそくその隕石の破片が売りに出されているようだが、古代エジプトでも人は隕石に興味を持ったんだね。


【おまけ】
スフィンクスとピラミッド
スポンサーサイト

■エジプトで未知のピラミッド発見のニュース

エジプトで、未知のピラミッドが17基発見されました。
時事通信

私は、エジプトのピラミッドを実際にこの目で見てから、それが本当に謎である事を実感し、さらなる興味を抱いたので、このニュースの今後が楽しみです。

日本でも有名なギザの三大ピラミッドやスフィンクスは、造られたと言われている年代にも、造ったとされている王にも、私は疑問をもっているので、今回発見されたピラミッド等でアメリカや学者が知りえた事を、隠さず速やかに発表される事を心から願います。

■エジプト⑪*再びピラミッドそしてスフィンクスの謎

ピラミッドっていいわぁ。
いつ見ても落ち着くわぁ。
遠目に見た方がだんぜん落ち着く。
近寄ると、ラクダタクシーや警官や土産物屋にしつこく「施し」を要求されて、むっちゃ疲れる。

バスの窓から
ピラミッドに向かうバスの中から。
テンション上がるわぁ。

バスの窓から2
これもバスの中から。

3大ピラミッドの2つ
ギザの3大ピラミッドの特に大きい2つ。
広すぎるし大きすぎるしで、3つのピラミッドを同時に撮るのは難しい・・・
砂漠の向こうまで行けば撮れるのだけど、疲れるし・・・

ピラミッドのガキ
ピラミッドのラクダタクシー。


まずはスフィンクスの謎から。

真横から見たスフィンクス
スフィンクスって、正面から撮った写真はよく見るけど、横からのってほとんど見ない。
なぜって、それは、格好が悪いからでしょ。
体の割りに頭小さすぎ。
どう考えても、頭だけ後から造り替えられてるでしょ。
だって、完璧なフォームのピラミッドを造ったのと同じ人が造ったとされているんだよ。
同じ人が造ったのなら、もっとカッコ良く造るでしょ。
もともと誰が作り、そして誰が造り替えたのか、それが謎。

スフィンクス狛犬説ってのがあるけど、私もこれには賛成。
今あるスフィンクスは、付属とされてるピラミッドの左端延長にある。
当然右側にもあったはず。
私が見た他の小さなスフィンクスは、だいたいが2体で一対になってましたから。
でもそのあたりは、この写真を撮るため私が登った丘になってました。

ギリシア神話でスフィンクスは、「朝は4本足、昼は2本足、夕は3本足は何か?」という質問を出し、答えられない人間を殺していたが、オイディプス王に「それは人間」と答えられてしまい、海に身を投げて自殺した。というのがあるが、きっとこの話とかかわりがあると思う。
もう1体のスフィンクスは、自殺したからいないんでしょ。

というのはさておき、丘のあたりにもう1体埋もれている可能性はないのかね?
調査済みなんであろうか?

近くから見たスフィンクス
足元はレンガでツルッと滑らかな仕上がりだけど、顔は石のままの仕上がりになってる。
ちなみにスフィンクスのあごには長い髭があったんだけど、それは今イギリスの大英博物館にあります。

スフィンクスのお尻
スフィンクスのお尻。
キュート。

実はピラミッドもスフィンクスも、何年に造られたって、公式には言及してないと思う。
私は何の前知識も無かったので、何年に造られたのか知りたくて調べたんだけど、ピラミッドを造ったと思われる王の時代から割り出して、4500年前に造られたってことしかわからなかった。

エジプトって「いったいいつから放置されてるんだ?ちゃんと調査してるのかいな?」ってのがたくさんある。
スフィンクス右横の丘もそうだし、下の砂に埋もれた遺跡らしきものもそうだし、アブシンベル近くで見た謎のピラミッド型岩もそうだし、
シーワオアシスの砂漠で見た貝殻もそうだし。
でもエジプトは、遺跡調査にお金かけてばかりもいられないんだろうな。
過去のことより今の生活が重要なのは、どなた様も同じこと。

発掘待ち?
砂漠の中に埋もれてるこれだって、間違いなく遺跡だと思うよ。
砂漠の砂が邪魔して、遺跡を隠しちゃってる。
たいした発見が期待できない遺跡だと、すでに分かっているのかな。

ピラミッドの下の方もそう。
観光コースをちょっとはずれて、人気のない小さいピラミッドに行ってみると、古代ピラミッドのまわりにはめられていたであろう石がごろごろ転がってる。
メンカウラーピラミッド下

メンカウラーピラミッド
建設当初はピラミッドはきっと、よじ登れないくらいツルンとしていたんだろうな。

カフラーピラミッド下
あらら、崩れた石をよく見ると点線が。
こうやって割ると、きれいに割れるのね。
バーで1貫氷を割るときも、こうやって割るからね。
納得納得。
でもこれが、ピラミッド建設当時のものなのか、その後、この石を持ち去るためにつけられた点線なのかは不明。
石を持ち去ったのは、オスマン帝国のアリパシャだと、ラクダタクシーの人は言ってたけど、アリパシャだけが持ち去ったとも思えないし。

太陽の船
これは一番大きなクフ王のピラミッドの横から発見された木造船。
早稲田大学の吉村先生いわく、実際に一度は航海しているらしい。

吉村先生は、日本のハイテクを駆使して、すぐこの隣にもう1艘船が埋められているのを発見したんだけど、未だ発掘されていない。
それなりの費用がかかるし、エジプトもそんな予算なさそうだし、吉村先生の自費での発掘はきびしいだろうし、古代のロマンに寄付するほど日本の経済は余裕ないだろうしと、色々と勝手に未発掘の理由を考えちゃいました。

スフィンクスの視線の先
こんな所までせまってきた町を眺めるスフィンクス。
砂漠と町の間、やや右寄りにスフィンクスの後ろ姿。

スフィンクス向かいのカフェ屋上から
スフィンクスの視線の先にあるカフェの屋上にて。
左側クレーンの右側に小さくスフィンクス。

エジプト来て良かったー。

日本の歴史には、ここ数年で興味を持つようになったけど、エジプトで古代史に興味を持って調べるうちに、どんどん色んな事が分かっていって、それが日本史にもつながってきて、さらに様々な分野に興味が広がった。

お蔭で私は、妄想だけじゃなくって、根拠のある想像もできるようになりました。

そういえば、この旅の目的はエジプト行くことだったな、なんてことも思い出しました。
エジプト行って、ピラミッドとサハラ砂漠を見ることがゴールだったから、目標達成か、と思いきや・・・

エジプトの砂漠は、厳密に言うとリビア砂漠で、サハラ砂漠ではない、ということをエジプトで知りました。

ということで、サハラ砂漠を見に、マグレブの国(日の沈む国)モロッコへ明日旅立ちます。

■エジプト⑩*カイロ

カイロのナイル川
カイロのナイル川。

しっかしカイロはデカイ。
今まで訪れた首都の中でも、カイロは最も大きな街の一つ。

カイロは、やたらと声をかけてくるエジプト人がややウザイけど、好きな街だ。

毎日歩いてる通り
ホテルの前の道。

渋滞のひどいカイロ
カイロの渋滞はヒドイ。

ホテルのテラスから
ホテルのテラスからの眺め。
パラボラアンテナ・・・

ネット屋の向かい
日のあたらない路地は、カフェになってることが多い。
今、私がインターネットをやってる店のまん前。

カイロ・ラムセス駅近く
エジプト人は、信号はまったく守らないし、車道と歩道の区別もないし、日本の感覚だと街を歩けません。
ちなみに、窓口や電車の乗降でも、ごっちゃごちゃ。
並ぶことや、降りる人が先の合理性をまったく考えていない。
中国人やインド人も並ばないけど、首都で比べるなら、カイロ、デリー、北京、の順に並ばないワーストかな。

いつもの道
たまたま撮れちゃった既婚女性の写真。
こういうスタイルの方が、かえって色っぽく思える。

エルアブド前にて
エジプトはなぜかアイスクリームがとても美味しい。
というか、中東~エジプトはアイスクリーム好きにはたまらない所。
私の人生の中で、最も美味しいマンゴアイスを売ってる店。
本物のマンゴより美味しい。
毎日食べてるけど、毎日その一口目で「っうまいっ!」ってうなってる。

カイロのショーウィンド
人前でいかがわしい格好をさせられてるから、せめて目を隠しているのでしょうか?

マッチョなホルス神?
エジプト人って、体が大きくてマッチョが実に多い。
残念ながら私はマッチョにさほど関心がないのだが、これは笑った。
これはエジプトに来たことある人じゃないと笑えないかも・・・
エジプト古代の神、ハヤブサの頭に人間の体を持つホルス神だと思う。
マッチョなホルス神、はじめて見たよー。
しかもマッチョな体がけっこう似合ってるよー。

アラビア語カレンダー
エジプトのカレンダー。
私はアラビア数字だけは、すんなり読めるようになりました。
飛行機のチケット代理店にて。

■エジプト⑨*ナイル川クルーズ

エジプトは、二重価格が基本になってる。
町の商店で物を買う時、食堂でご飯を食べる時、観光地の入場料、いちいち現地人価格とツーリスト価格が違う。
これは貨幣価値が、円やドルやユーロと違う国ではよくある話なんだけど、エジプトでは、路地裏の零細商店にまでこれが完全徹底していて、零細商店ほど、ボリの倍率が上がる。
ファイブスターホテルなど、もともとの値段が高い場所では、それなりのサービスも受けれるので、ボリの倍率は低く感じる。

日本で言うと、
銀座のクラブで、8万円の会計だけど、次またいつ来るかわからない人だから、10万円請求される。
しかし、ガード下の立ち飲み屋で、1200円の会計でも5万円請求される。って感じかなぁ・・・

だから、思い切って贅沢をすれば、かえって安く感じます。
それがつくづく身にしみたのは、ナイル川2泊3日クルーズをした時。


ナイル川では、豪華客船によるクルーズが楽しめる。
これを知ったときから、クルーズしたくてしたくて。
でも、きっと目玉飛び出る値段なんだろうなと諦めていたんだけど、一応値段だけ聞いて諦めようしたら、なんと想像の半額以下で、1泊60ドル。3食込み。

2泊3日120ドルで、アスワンからルクソールまでのナイル川下りクルーズをしてきた。
納得のお値段で、そうとう楽しめました。

ナイル川クルーズ1
ナイル川観光のハイライト、ナイル川クルーズ。

フローレンス号ロビー
我が船、フローレンス号のロビー。

フローレンス号私の部屋
私の部屋。

デッキのプールサイド
デッキにはプールがあって、暑い日中に、プールから顔だけ出して、流れる景色を眺めるってのが最高。

デッキのカフェ
デッキのプール反対側はカフェになってて、エジプトビール小瓶で600円ほど。

コムオンボ遺跡
途中、車では行きづらい遺跡にも寄ってくれ、上陸・観光できます。
ナイル川中流沿いは、観光客が勝手に個人で単独で観光をすることができない。
陸での移動は警察の護衛が必要。
だからツアーを組むなり、車をチャーターするなりしてから、ある程度人数が集まったところで警察の護衛を付けて行くのが一般的。
船の場合、遺跡に横付けしてくれるので、護衛は必要なく楽チン。

レストランでは3食ともビュッフェ
ご飯は3食ともビュッフェですが、美味しい!
エジプト料理って、美味しいんじゃん。

感じのいいのコック
肉料理を取り分けてくれてるコック。

毎回違うベッドメイキング
ベッドメイキングのある所に、久しぶりに泊まりました。
毎回違ったタオルのメイキング。
こりゃハートにスワンのチューだね。
一人で乗船してるので、このメイキングはちと寂しいなぁ。
他にも、ゴリラが椅子に座ってたり、サルが天井からぶら下がってたり、部屋に戻って毎回サプライズ。

たくましい土産物屋
商魂たくましいボートの土産物屋。
クルーザーに手漕ぎボートで近寄ってきて土産物を売るのだけど、ボートから商品をデッキにうまいこと放り投げ、上から投げたお金を、これまたうまいことキャッチする。



クルーズしていて感じたこと。
古代、ナイル川中心のこのエリアの人が、太陽や星の研究をしたのはすごく自然なことだったと思う。
ナイル川は、世界で一番長い川なのに、流れ出る支流がない。
そして南北を一直線に貫いている。
太陽はナイル川上流を見て、左側から上り、ほぼ真上を通って、右側に沈む。
ナイル川と直角に軌道をとり、毎日必ず生まれそして消えていく太陽。
夜になれば、ナイル川下流、川の流れの真ん中上に、じっとして動かない北極星が輝いている。
ナイル川は北極星を目指して流れているように感じる。

ナイル川のそのみごとな自然的条件があったから、人の知的好奇心ははぐくまれたんだろうな、と感じた。
「エジプトはナイルの賜物」と言うが、その通りだと思う。

■エジプト⑧*ナイル川

ルクソール・ナイル川

エジプトはナイルの賜物っていうけど、納得した。

ナイル川は出口のデルタ地域まで支流がなく、エジプトの砂漠を南から北へ真っ直ぐ一本に貫いた、実にいさぎのいい感じのする河なのだ。

古代、この河沿いに文明が栄えた。
この川は毎年決まった時期に氾濫する。
せっかく植えた農作物も流されてしまう。
だから氾濫時期を予測する「太陽暦」ができた。
それは今から5000年前とも6000年前とも言われている。
現在私たちが使っているグレゴリオ暦は、エジプト暦が元になっている。

1年という概念を作るなんて、超天才!


ナイル川の近くには遺跡がたくさんある。
ギリシア建築が手本にしたという、元祖巨大神殿建造物がエジプトに残っている。
巨大神殿はギリシアが本家かと思っていたよ。
エジプトの方がはるかに古かったのね。

アスワン行き電車チケット
ナイル川と平行して電車が走っている。
電車のチケット。
エジプトの電車は座席が広くて、とても快適。

ルクソール神殿の1本足りないオベリスク
これはエジプトナイル川中域のルクソールにあるルクソール神殿。
1本高い塔(オベリスク)が立っているけど、本当はこれ、入り口の左右に2本あった。
でも1本はフランスに持っていかれ、それは今、パリのコンコルド広場に立っている。

エジプトの貴重な古代の遺跡は、ずいぶんとヨーロッパ諸国に盗まれている。
盗まれたというと語弊があるかもしれないけど、
このオベリスクや、スフィンクスの髭や、ロゼッタストーンや、なにやらかにやら、エジプト各地からかなり持ち去られている。
ロゼッタストーンにいたっては、そのおかげで研究が進み、エジプトの歴史がずいぶんと解き明かされた訳だけど、エジプトは、持ち去った物を返して欲しいとうったえている。

カルナック神殿
エジプト全盛期のカルナック神殿。

アブシンベル神殿
アブシンベル神殿。

ラムセスⅡ像
アブシンベル神殿のラムセス2世像は、1体崩れて冠の部分が下に転がってました。

砂漠の岩
アブシンベル神殿は、エジプトの最南端。
ここへ行く観光のための車やバスは、アスワンという拠点の町で朝3時に、警察のチェックを受け、暗いうちに車列を組んで一斉に出発するのだが、その帰り道の砂漠で見た不思議な光景。
こういうピラミッドみたいな山が、横一列にきれいに等間隔でずらーっと地平線の方まで並んでいる。
朝3時の出発だったから、バスの乗客はほとんど眠ってたけど、これに気づいた人は皆不思議がってました。
走るバスの窓から撮ったので、きれいに撮れてるのはこれしかなくて残念。
岩が侵食されてそこに砂が積もっているんだとは思うけど、ギザの3大ピラミッドに負けじと劣らず不思議だったなぁ。

豊穣の神ミン
おまけ。
古代の豊穣の神、ミン。
王が遠征中に、残った女達の世話をしていたが、王が帰ってきたら、女達が妊娠していて、怒った王に腕と足を切られたそうな。
そんな人でも神様になっちゃうおおらかさ。

■エジプト⑦*スエズ運河

旅をしていると、「これって、この国にあったんだぁ」ということがよくある。

最近の「これ」は「スエズ運河」。

運河といえば、私が思いつくのは、スエズ運河とパナマ運河。
パナマ運河はパナマにあるのだろうけど、スエズ運河がどこの国にあるのか考えたこともなかった。
このスエズ運河をめぐって、第2次中東戦争が起きた事も、知りませんでした。
スエズ運河はエジプトにありました。

スエズ運河

この写真は、走るバスの中から撮ったのでイマイチ分かりづらいのだけど、スエズ運河の幅は案外狭く、1隻分の大型船の幅しかないので、1日ごとに上りと下りを分けている。

私がこの日見たのは、地中海に向かうほとんどコンテナ船で、砂漠の中を進んでいくように見えて、シュールだったな。

スエズ運河の地中海への出入り口には、ポートサイドという町がある。
この街には外国製品があふれていて、なんだかちょっと東京のアメ横みたいな雰囲気がした。

ポートサイドのスーク
エジプトのほかの街に比べてダントツに値段が安く種類も豊富。
さっすが海の交通の要。
ヨーロッパとアジアから色んな物が入ってくるのでしょう。

ポートサイドの街
食品、衣類、電気製品なども充実してて、見ているだけで楽しい街。

これでいいのか?!
変なディスプレイ発見。
ズボン脱げてますけど。


ポートサイドの運河出入り口は港になっていて、途中の運河に比べ大きく造られている。

ポートサイド1

対岸に渡るのに便利なフェリーが無料で運航している。
連絡フェリー
2~3分ごとに頻発。

車も乗せるフェリー
車も乗せます。

このフェリーは24時間頻発していて、まるで信号待ちして横断歩道を渡るくらいの感覚で運河の対岸に渡れるので、私は用事もないのに何度も対岸に渡ってみた。
ポートサイドの対岸は、綺麗なモスクがあるくらいで特に特徴もない町だった。

世間では、スエズ運河を境に、東側をアジア・西側をアフリカとするのが一般的。
だからエジプトは、スエズ運河東側のシナイ半島はアジア側、その他のエジプト大部分はアフリカ側。

トルコのイスタンブールでもボスポラス海峡でフェリーに乗って、アジアとヨーロッパを行き来したように、エジプトのポートサイドでも、ポートサイド側アフリカと対岸アジアを行ったり来たりしてみた。

フェリーの中1

フェリーの中2

フェリーで運河を渡る

ポートサイド側フェリー乗り場

港から歩いてすぐに地中海が広がっている。
ポートサイドの地中海
沖には、たった今スエズ運河を通ってきた貨物船が見えます。


海の町は、魚が美味しい。

魚料理のレストラン
スーク(市場)の中に発見したレストランは、かなり美味しくて大満足。

魚の真っ黒焼き
レモンと塩をまぶして、お腹に野菜と香辛料をつめ、真っ黒に焼く魚は私のお気に入り。
焼き魚というと、エジプト人は決まってこってりの油で焼いてしまうけど、真っ黒焼きは塩焼きみたいで、日本人には美味しく食べれる料理法だと思う。

■エジプト⑥*クレオパトラ

エジプトと言ったら、ピラミッド・砂漠。
そしてこれを忘れてはいけません。
クレオパトラ。

砂漠のシーワオアシスへ行く拠点としたのが、カイロに次ぐエジプト第2の都市アレクサンドリア。

ここは約2000年前にクレオパトラが暮らしていた街。

地中海に面していてヨーロッパに近いぶん、カイロに比べてとてもお洒落な街。
食べ物が美味しく、特に魚は安くて美味しく食べれる。

到着した瞬間、町並みが気に入った。
さらに食べ物の豊富さと美味しさで、実に居心地がいい。

そしてここは世界七不思議の一つといわれるファロスの灯台があったところ。
最近、その近くの海底から遺跡が発見され、クレオパトラの住んだ城跡ではないかと言われている。
なぜ遺跡が沈んでいるのかは不明だという。

私のお気に入りの街、アレクサンドリア。

アレクサンドリア
地中海に面して広がる街。
地中海って聞くと、お洒落なイメージがするのだけど、期待をうらぎらない街、アレクサンドリア。

アレクサンドリアの路面電車
私は、あてずっぽに来た電車やバスに乗り込み、終点まで行き、折り返して帰ってくるという観光が大好き。
アレクサンドリアでは、路面電車でこれをやろうとしたが、女性車両は満員ラッシュ状態。
座れもせず、窓の外も見れない程で、数駅乗ってギブアップ。
エジプトはイスラムの国、路面電車の車両の半数は、もちろん女性専用。

しかし、半数もある女性専用車両がぎゅうぎゅうになるほど女性が活動的であるというのは、そのエリアの知的指数が高いことをあらわしていると私は思う。
経験上、女性が活動的な所は文盲率が低いことが多い。
確かにアレクサンドリアは知的な街なのだと思う。
なぜなら、古代世界最大の図書館、アレクサンドリア図書館がここにあったのだ。
紀元前から知的なのだ。
クレオパトラもそうとうな教養の持ち主だったらしい。
エジプト絵文字の解明に一役買ったロゼッタストーンも近くの町から発見されている。

アレキサンドリア図書館
現代のアレクサンドリア図書館は、日の光がたっぷり入り、ゆったりスペースで心地がいい。
インターネットも使え(日本語の表示、書き込みはできませんでした)、博物館も備え、
利用者の半数は女子学生。
ただ、開架図書は、広さの割りに少なく感じた。

アレクサンドリアの安くて美味しい魚料理屋
これは、魚やイカや海老を選んで、料理してくれる魚料理屋。
2人でたらふく動くのおっくうになるまで食べ倒して1000円位。
うーん、安い。
カイロなら数倍の料金をとられるだろう。
アレキサンドリアにいる時は毎日通ったほど、味も美味しい。


美味しい食べ物にお酒は付き物と思うけど、イスラム国の町中の安レストランでお酒は飲めない。
外で酒を飲むなら、ファイブスターホテルあたりの高級バーしか思いつかない。

しかし発見しました。
人通りのない道のビルの片隅にひっそりとあるバーを。

イスラム国でも探して酒を飲むという飲んべぇの日本人旅行者H君と、日本では怪しいバーで飲むのが好きだった私のコンビで歩いていたからこそ発見しえたとしか思えない素敵に怪しいバーの偶然的発見。
日本の歌舞伎町裏路地にあってもおかしくないようなバー。

アレクサンドリアのバー

時間が早かったのでエジプト人客は一人しかいなかったが、これは深夜になれば間違いなく不良の集まる臭いがする。
どこの国なのかいつの時代にいるのかわからなくなる不思議なバー。
キンキンに冷えたビールは、たった1本で心地よく酔えて美味しかったなぁ。

かつて私は新宿歌舞伎町でバーを経営していたのだが、その時夜遊びしていた感覚が一瞬もどってきた感じがした。

■エジプト⑤*砂漠

エジプトと言ったらまずピラミッド。
そして次に私が連想するものと言ったら、砂漠。

リビアに近い砂漠のオアシス、シーワオアシスに行ってきました。

リビア砂漠
ここはエジプトの西の端、リビア国境に近いリビア砂漠です。
ダハブで知り合い、カイロで偶然再会した日本人男性と一緒にやって来ました。
ジープをチャーターして、砂漠の中を爆走です。
こんな夕日を見た後、椰子の葉で作った近くの小屋に1泊しました。
満天の星を期待したのですが、時期が悪いのか、星は思ったより見えず残念。

オアシスで遊ぶエジプト人金持ち子女
砂漠の中に突然池があります。
地下から水が湧いているのです。
小さなオアシスです。
そこでくつろぐカイロから遊びに来ている金持ちエジプト人大学生達。
イスラムの国でありながら、金持ちの子女はタンクトップにショートパンツ、髪も覆っていません。
一般エジプト人とは明らかに違います。
服装が西洋風というだけでなく、肌の色がきわめて白い。
アラブの富裕層って、私には想像つかないほど金持ちなんだろうなぁ。

オアシス
金持ちエジプト人よりツーリストのほうが、肌や髪の露出を押さえてたりする・・・

貝殻の化石
ジープで砂漠を爆走していると、突然海岸のようになりました。
貝殻がたくさん埋まっています。
海岸でするように、貝殻を採集できます。
このあたりは太古、海だったというのです。

魚の化石
魚の化石もあります。
ここはエジプトでもかなり内陸。
何千万年もの間、こうしてここにさらされているとは思えないほどはっきりと、しかも無造作に化石がころがっています。
ダハブに生息する珊瑚や貝とほとんど変わりなく見えるのですが、ここは砂漠のド真ん中。
地球はいったいどんな変化をとげてきたのだろうと、かなり興味がわきます。
原型を綺麗にとどめた貝殻をいくつか採集したので、ピアスを作ろうと思います。

シーワのオアシス村
拠点にしたシーワオアシスは、私がイメージしていたオアシスというものよりかなり大きい村でした。

パームツリーホテル
拠点にしたパームツリーホテルの中庭。

パームツリーの部屋から
部屋の窓から。

ロバタクシー
やるなぁトヨタ。
こんな車をだしていたとは恐れ入ります。
ガソリンも電気も無しで走る、超エコロジーなタクシー。
運転手は安全運転で、乗り心地もばっちり快適。
シーワオアシスはこんなタクシーがたくさんいます。
数年前までは車はほとんどなく、ロバ車しかなかったというのですが、今は当たり前に車も走ってます。

■エジプト④*ピラミッド

エジプトといえばピラミッド!
行ってきました。

大観光地、ギザの三大ピラミッドでのお決まりのポーズの三連チャン。

お決まりポース1

お決まりポース2

お決まりポース3

ピラミッドって近くで見るより、ピラミッドに向かう車の窓からチラっと見えた時が一番感動したわ。
こんなに遠いのに、こんなに大きく見えるんだーって。
エジプトの空気は常にほこりっぽくて視界が悪いのだけど、そんなモヤのかかったような町の向こう側に、3つのピラミッドが堂々と美しく存在してて、エジプトに来たんだなと実感した。

近くで見たら思ったほど大きくない。
後ろ側が砂漠で、大きさを比較対照するものがないから、大きく感じないんだろうな。

カフラー王ピラミッド
以前は観光客がピラミッドに登れたらしいのだけど、頂上付近から落ちて死亡した事故があって以来、登頂禁止になってます。
これはカフラー王のピラミッド。

クフ王ピラミッド
クフ王のピラミッドは、下のほうだけなら登っても大丈夫。

階段ピラミッド
ギザからやや離れたサッカーラにある、最古のピラミッドは階段式のピラミッド。

赤のピラミッド
ギザやサッカーラからやや離れた赤のピラミッドの中。
臭い。
アンモニアのような臭いが充満してる。
階段のようなスロープは腰を屈めないと通れないし、この坂がかなり急勾配。
翌日は筋肉痛。

ラムセスⅡ像
メンフィスにある、ラムセス2世像は15メートルの大きさ。

小さなスフィンクス
メンフィスにある小さいスフィンクス。


この日私は、同じ宿に宿泊していた日本人女性がチャーターした車に無料同然で便乗させてもらえ、効率良く有名ピラミッドを観光できました。
というのも、エジプトにはいくつもピラミッドがある。
ギザにある3つの並んだ3大ピラミッドは一番有名で、ピラミッドとスフィンクスといえばここ。
しかしこの3大ピラミッドより古く、形も階段状だったり、屈折してたり、ピラミッド試行錯誤時代の物も興味深い。
これらはギザからやや離れたところにあり、公共の交通手段の便は非常に悪く、時間のない観光客は車をチャーターしてピラミッド巡りをするのが一般的。

ざっくりと有名ピラミッド巡りをできたので、またあらためて、ギザの3大ピラミッドを、時間をかけて見に行く予定です。

■エジプト③*カイロ

私は、「妄想」を楽しむことが趣味の一つである。
エジプトは、そんな私の妄想をじゅうぶんに膨らませてくれる所だ。

なんと面白いことよ。

学校の授業で歴史は大の苦手で、いや、苦手以前に学校で歴史を学んだ記憶がまったく無かったのだが、調べをすすめていくうち、歴史はとてもミステリアスで、かつ、現代の世界に大きな影響どころか、今もなおミステリアスな歴史自体の中にこの世が存在していることを知った。
ふつうそんなことは当たり前のこととして、みんな分かっているのだろうけど、私は初めてそれを知った。
自分の無知さも知った。

この世には、教科書があふれている。
そんなことも知らず、ただ勝手に妄想するより、ある程度ベーシックな知識をもって妄想すると、さらに深く妄想できる。

エジプトは、そんなことに気づかせてくれる素敵な所だ。

■エジプト②(2010/02/22~)*シナイ山

私の滞在しているダハブはシナイ半島にある。
シナイ半島の観光といえばシナイ山が有名だ。
聖書では、ここでモーセが十戒を受けたとされている。
そのシナイ山の頂上で朝日を拝み、ふもとにある世界遺産の聖カトリーナ修道院を見学するのが、ポピュラーな観光コースだ。

シナイ山日の出
シナイ山からの朝日

シナイ山2
この聖なる山で朝日を拝むため、世界各国から、キリスト教徒・イスラム教徒・観光客がやって来ていて、頂上付近の道は渋滞。

シナイ山1
シナイ山ではベドウィン(遊牧民族)が、ラクダのタクシーをやっている。

シナイ山のベドウィン
シナイ山に登るには、ガイドを付けることを強制されるが、このガイドもすべてベドウィン。
国籍をもたない遊牧民ベドウィンにガイドという職業を与え、定住させるためのエジプトの国策なんだろうと思った。
私のグループのガイドは向かって左の白いターバンの若い男性。
ガイドといっても、特にガイドするものもなく、道も一本道で迷いようがないのだが。

このあたりのベドウィンは、顔がとても似ている。
甘い顔で、痩せてはいるのだが、ガッシリした背の高い、ハンサム。
そして、ワイルド。
初め見たときに「ラッキー!」と思わず心の中で叫んだほど、私のガイドもワイルド&スウィート&ハンサム。

映画「シェルタリングスカイ」を思い出し、こういう人になら連れ去られてもいいわ・・・と妄想。

でもしばらくしたら、きっとこのベドウィン達の衣装も、ジーンズやTシャツに変わっていって、エジプト人と同じようになっていくんだろうなと思うと、少し寂しい感じがした。

■エジプト①*ダハブ(2010/02/22~)

気づけばもう1ヶ月以上ダハブにいる。
ヨルダンからエジプトに船で渡り、エジプト到着後初めに宿をとったのが、このダハブ。
エジプトに来たのに、まだピラミッドを見ていない。

ダハブ到着
(ダハブの入り口)

海岸沿い
(ダハブの静かなエリア)

ダハブはシナイ半島の北東、細長い紅海の奥のさらに細長いアカバ湾に面している。
アカバ湾に流出する河川はないので、海が綺麗だ。
宿の目の前の海は青く、波打ち際すぐからサンゴ礁がひろがり、私の部屋から1分以内で、熱帯魚の水槽の世界にリアルに入れる。

こんなに美しい海岸を持つ海は世界でも珍しいと、世界中の海を潜ってきたダイバーが言っている。

マシュラバ山側
(私の滞在する、マシュラバというエリアの橋の西側)

マシュラバの橋
(マシュラバの橋から見た北側)

マシュラバ海側
(マシュラバの橋から見た北東側)

ここは世界的に有名な、ダイビング・シュノーケルのスポットで、長期滞在の外国人ダイバーが多く住んでいる。
日本人ダイバーもいる。

欧米人や日本人のような外国人の多く住む場所は、だいたいどこの国でも、必要な物はだいたい手に入る。
ネットもできる。
長期滞在に適した環境ができあがっている。
海岸線は、天井もしくはパラソルのあるオープンエアのレストランが浜辺に連なっている。

宿の前
(宿の前の、海岸線に伸びるメインストリート)

レストランの魚
(目の前の海で捕ったという、メインストリートのレストランの魚)

ライトハウス
(海岸線のレストラン)

近所のレストラン
(波打ち際にたつオープンエアのレストラン、私の座っている長椅子の横はすぐ海)

ミートパイ屋
(海岸から少し離れたミートパイ屋)


私は、ダハブの美しい海とその立地が気に入っている。
ダハブの面するアカバ湾は、細長く、水平線の向こう側にサウジアラビアが見える。

日本人の個人旅行での入国が許されていないサウジアラビアを眺め、色んな思いを馳せる。
すぐ目の前にあるのに訪れることを許されない土地、
荒涼とした山と大地、しかしながら夜になると所々に明かりがともる。

イールガーデン方向
(向こう側はサウジアラビア)


ダハブでは生まれて初めてスキューバダイビングをした。
一度やってみたかった、ダイビング。

体験して良かった。

水の中で呼吸をすることが、精神的にこんなに困難だとは初めて知った。
私の心と体は、日常の常識に縛られていることがわかった。

そして、人間て、すごいこと考え出すなと感心した。

1回のダイビングで得たことを生かして、ときどきシュノーケリングを楽しんでいる。
過去にもシュノーケリングをしたことはあったが、ダイビングを経験してからは楽しみ方が広くなった。

海の中はカラフルで美しい魚や貝やサンゴたちばかりでなく、案外グロテスクな生き物が多い。
はじめましてのグロテスクに出会ったときは、恐怖で肝がすくむ。
私は自分で好奇心旺盛な方だと思っていたが、どうやらかなり臆病者らしい。


気が向いたら海に入り、疑問に思っていることを解決したり、
なんて贅沢な休日をすごしているんだと、今さらながらダハブで実感する。


コシャリ
(おまけ。エジプトフードのコシャリ。)

リサ婆

現在無職。日本在住。
バーのママ歴
中野で4年
歌舞伎町で12年
海外旅行歴
人生の中で延べ約4年
約50ヶ国
春からカレー屋をやるべく、現在奮闘中。

!注意!お願い!
本文中、イスラム教を国教とした国の事を「イスラム国」と書いたのがたくさん出てきますが、それを書いた時点ではまだイスラム国(ダーイッシュ、ISIS)が無かったため、そのような表記になっております。
ですので本文中にある「イスラム国」は、ISISとは関係なく「イスラム教の世界」「イスラム教を国教とする国」というニュアンスでお読みください。

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

おこしくださりありがとう

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。