■陝西省

■中国*陝西省*西安(シーアン)[ 街なか ]

中国は、書くという事に関しての達人が多い。
北京で見かけた爺様は、巨大な筆で水を墨代わりに、広場の地面に達筆な文章を書いていた。
土産物屋では、米に筆で名前を書いてくれる。

そして西安の中心地で見かけた、手のない書家。
手のない書家
恐ろしく美しい文字を小さく書き綴っていた。
私はただの乞食にはお金をあげない。
私を感動させる人は別だ。
この人は乞食というより書家だった。
感動料として、中国で初めて物乞いにお金をあげた。

大雁塔
西安はシルクロードの起点の街。
ここから三蔵法師も旅立った。
テレビで西遊記をやっているのが、これがチープな作りであるが故か、非常にわかり易く面白い。
どのチャンネルでどの時間だかわからず、まだ3回ほどしか観ていないが、1回完結のドラマで、また会えることを楽しみにしている。
三蔵法師の像が建つ大雁塔の前の広場では、子供も大人も凧揚げに興じていた。

西安の路線バス
中国のバスはだいたいがオンボロ。
このバスもフロントガラスがかなりヤラレていた。

■中国*陝西省*西安(シーアン)[ 兵馬俑 ]

西安で楽しみにしていた一つ兵馬俑。
テレビで観るより、その規模の大きさに驚いた。
圧巻。

秦始皇帝の墓の近くにあり、それを守っていると言われている。
1974年、井戸を掘っていた農民によって偶然発見されたのだが、こんなものが見つかるなんて、当時はそりゃ驚いたろうな。
兵馬俑1兵馬俑2兵馬俑3

人形の身長は2mくらいだが、私はこれはおそらく実物大だと思う。
北京では特に感じたが、中国には身長の高い人が多い。
もしかしたら地域の問題かもしれないが、北京の地下鉄の乗客は、男性の半分が身長175cm以上を超えている。
更にそのまた半分は185cm以上あると思われる。
広い中国で気付かなかったが、狭い地下鉄に立っているとよくわかる。
軍人は間違いなく180cm以上だ。
だから兵馬俑の人形は、当時の軍人たちの実物大に感じる。


新人の軍人達が大挙して兵馬俑を見学に来ていた。
2200年前の軍人を2200年後の軍人が見学しているのは面白かった。
兵馬俑5 兵馬俑4

それにしてもこんなもが現代になって発見されるなんて、壮大なロマンを感じる。

■中国*[無用なシルバーシート]

中国の路線バスにはシルバーシートが設けられている。
しかし、これこそ本当にこの国では必要ない。

なぜなら若者は、老人や妊婦や子連れの人が乗ってきた瞬間、早い者勝ちであるかのように、自分の席を開けてそこに誘導する。
町の階段でも、老人の手を取って一緒に上り下りしている。

これには正直驚いたし、感動した。
そして、日本もこれは見習うべきだと思う。

日本なら多くの人が、電車やバスで、自分の前にシルバーの方が立ってから譲ると思うし、寝たふりの人も多い。
老人が歩道橋など上っていても、今まで私は手を貸したことがなかった。

本当にすばらしい!
私が日本に帰ったら、さっそくこれは実践したい。

■中国

今まで思い込んでいたことが、実は違ったということがよくある。
3/17に、売ると買うが同じ言葉と書いたが、実は違うことが判明。
ごめんなさい。
こうして中国語を少しづつは覚えていくのだけど、少しづつではどうにもならない。
なぜなら、中国人は実によく人に話しかけるからだ。

3/15の日記でも書いたように、中国の街中の表示はまったく信用ならない。
長距離バスの時刻表やら運賃表、
観光地の入場料、
博物館や美術館の営業日、
赤信号や青信号、
ホテルフロントの価格表 (これは良い、実際は表示よりかなり安い)
などなど、表示の真下で違うことが行われている。

でも、中国人はおそらく皆それを知っている。
だから近くの人に訊くのだ。
だからしょっちゅう私も話しかけられる。
よそ者の多い観光地で、それは顕著だ。

私もかろうじて、[これはどこにありますか?] [ここに行きたいです] などは言えるようになったのだが、皆親切に教えてくれる。

中国人は、知らない人から話しかけられるのは当たり前のようで、電車やバスの中でも、初対面と思しき人達同士でよく話しが始まる。
とても面白そうだ。
私も話しかけられ、[あなたの言ってることが分かりません]と言えば、たいがい[どこの人?]と聴かれる。
日本人とわかると、ゆっくりはっきり話してくれるのだが、残念なことにそれでも理解不能。
たまには [中国語を話せないなんて君はバカか] らしき事を言われもするが、そんなことは非常に稀で、そこら辺にいる人達は本当に親切だ。

そして好奇心旺盛、観察もよくしている。
[なぜ今、こういうアクションをしたの?] [これは何?] など、私のやっていることや持ち物をよく見ている。
カメラも盗られるハズ。
観察されていたのだ。

中国では、中国語を話せればどんなに楽しいことかと思う。
私こそこの中国を観察して、疑問に思うことばかりだ。
それをすぐに隣の人に訊けたら、どんなに面白いだろう。
そしてどんなに旅が楽になるだろう。

NHKで福原愛ちゃんに中国語習っとけばよかった。

■中国*陝西省*西安(シーアン)

西安といえば、シルクロードの起点の街。
今回の旅で、最も楽しみにしていた街の一つである。

北京から夜行列車に乗り、そして中国の夜行列車は実に快適で安く、大きく分けて5つのランクがあるが、上から2つ目の、硬いベッドのお気に入りのクラスで、気分良く西安にやって来た。
古い城壁が今もなお残っている、中国で唯一の都市の西安。

早朝に到着したので、宿をとってすぐに街中の様子を伺いにくりだした。
そして、あろうことか、またしてもカメラをスラれてしまった。

銀川で日本からもってきたペンタックスの最新型をスラれ、その後の写真は携帯電話のカメラで撮っていた。
モンゴル自治区や北京の日記の写真は携帯でのものだ。

北京でオリンパスの旧型を購入し、ようやく使い勝手に慣れたところだった。
北京は本当に面白いシーンが数々あったので、慣れるためにもたくさん写真をとっていた。
新しいカメラ購入後は意識的にカメラをカバンに仕舞うようにしていた、が、西安でヤラれた。

しかたない、また新しく買った。
今度はバネ式ストラップも購入。
カバンとカメラを繋ぎ、仕舞う場所も変えた。

前回の北京での購入の際もそうだったが、従業員に試し撮りをさせてと言うと、私ではなく従業員が撮って、それを再生画面で見せる。
使い勝手は私が決めることだと思うのだが、従業員は決まって[とてもいい使い心地です]と言う。
ギャグみたいなやり取りなのだ。
しかし、大金をはたく大買物である。
[ああ、そうですか。使い心地はいいのですね]とは言えない。
強引に試し撮りをさせてもらう。
そういえば中国では、[売る]と[買う]は同じ言葉だ。
だから、その辺の感覚が違うのだろう。
売ると買うは違う言葉と判明。(3/18)

2回もスリにあい、大切なデータと高価なカメラを失い、この先無事にやっていけるのか?!と前回以上に自信を無くしたが、更なる対策をもって、気も張るように心がけた。

カメラ購入で1ヶ月分の旅行費を使い、今まで1元5元(15円75円)と節約していたのがアホ臭くなり、やや浪費ぎみなこの数日である。

リサ婆

カレー屋歴半年未満
バーのママ歴
中野で4年
歌舞伎町で12年
海外旅行歴
人生の中で延べ約4年
約50ヶ国
春から間借りでカレー屋を始め、現在奮闘中。

!注意!お願い!
本文中、イスラム教を国教とした国の事を「イスラム国」と書いたのがたくさん出てきますが、それを書いた時点ではまだイスラム国(ダーイッシュ、ISIS)が無かったため、そのような表記になっております。
ですので本文中にある「イスラム国」は、ISISとは関係なく「イスラム教の世界」「イスラム教を国教とする国」というニュアンスでお読みください。

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